耕作放棄地再生時の技術的問題点


耕作放棄地を再生するにあたり再生上の技術的問題点及び営農における問題点が今回わかったので記録しておくことにしました。
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★技術的問題点★
まず湿田においては再生は行わないほうがコスト的に考えてもいいと思います。
特に春先などに再生してもすぐに雑草が生えてきます。それに湿田の場合、農機具が入れない所が非常に多く、特に葦が生えているところは、再生に時間が余りにもかかりますし、トラクターなどもキャタピラー式が必要となってきます。
畦などは殆ど壊れていたり泥畦の場合痩せているためその部分の再生もしなくては水田に戻りません。それに伴い堰き板・水口板などの準備が必要となります。
乾いた水田などでも今度は、モグラとの戦いになります。とにかく荒れた農地は、モグラの巣になっています。その為水を入れだすと至るところに穴が開き、なかなか水が溜まりません。ひどい所ではトラクターが傾くくらい落ち込む場合があります。
乾いている状態でブルドーザーを入れて整地を行っても、水を入れてからもう一度整地をしないと水平がでないため、代かきがなかなかできません。そのため田植が遅れる場合があります。遅れすぎると苗の品質の低下にもなり収量も減少します。
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営農上の問題点
除草した草が問題を多く発生させます。これは本当に始末に悪いです。
だんだん村では、再生した水田に飼料用米を作付けしましたが、水を入れて代かきをし田植を行った際、草の茎の部分が残っているとそれが風に押されて苗を倒してしまいます。
その後土の中に残った根が腐敗し土壌内でメタンガスを発生させてします。このメタンガスが植物の根の発育を悪くさせたり腐敗させたりして、稲穂の生育を衰えさせてします。メタンガスの発生は、水の中にある土を手ですくい、どぶくさい匂いがすればメタンガスが発生していると思ってまず間違ないと思います。
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水稲を続けても毎年メタンガスは発生すると考えられます。
だんだん村では、来年から再生した水田については、すべて露地野菜にシフトする予定です。理由は簡単で、畦の上で育つ野菜は根の部分が高い所にあるためメタンガスの影響を受けにくい。2年もすればガスの発生はなくなるのでその後、露地野菜を続けるか水稲に変更するか考えた方が効率的かつ経営的によいと思われるからです。水稲を毎年続けていれば毎年同じ事の繰り返しと思います。
耕作放棄地の再生の時期は、7月8月9月10月が最適と思います。
理由は、除草を行い耕起をしその後水を入れて代かきまで行い、一度水田を干したほうがメタンガスが抜けるのが早いからです。本年はすべてその様にしています。あくまでも再生は水のあるうちに行うのがベストです。